「ひたちおおた市美術館」 始動!

月1回のおえかき教室「Poco a Poco」での名画の模写。
夏休みをかけ
ぐんど児童クラブの子供たちとピカソに取り組んだ、
ワークショップ「ピカソの脳みそ探検隊」
最近は、美術の歴史に名を刻む巨匠たちの作品に取り組むことが増えてきました。

ワークショップを通じて子供たちと名画について考えると、
美術史的な文脈や解釈とは少しずれることがあり、
その視点がとても面白いと感じていました。
このズレや揺らぎを含む彼らの感覚は、
時代や環境の違いによって生まれた、
子供たちなりの解釈の拡張だと思っています。

本物のピカソの作品を目にしたわけではないけれど、
子供たちが手を動かしながら、
ピカソとその作品に向き合った時間は、
展覧会で作品を観賞する時間の何倍も長く、
特別な体験だったように思います。

常陸太田市には美術館がありません。
しかし、ワークショップや模写を通じ名画を味わう手法を、
常陸太田市での美術作品の観賞方法の一つとし
これからは、【ひたちおおた市美術館】として
展開していこうと思います!


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12月1日 ぐんど児童クラブ
【ジュゼッペ・アルチンボルド  ワークショップ】

今日は郡戸小学校が創立記念日ということで
朝から児童クラブに来ていた子供たち8名と
ジュゼッペ・アルチンボルドをテーマにWSを行いました。

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アルチンボルド(1527-1593)は、動植物や果物・野菜、書籍などを組み合わせて表現される肖像画を一躍名を馳せたミラノ出身の画家です。その死後は歴史の流れの中で忘れ去られるが、19世紀になりシュールレアリストたちによって再評価される。

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子供たちとアルチンボルドが活躍した時代や、
その作品について対話をした後は
実際に花の写真を使って、自画像を制作しました。

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花の形や色を観察し、
目や鼻や口に見立て黒画用紙に貼って行きます。

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なんか、やる気が湧いてきた!!と、
とたんに世界に入って行きました。

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朝起きたての顔だそうです(笑)
朝は寝癖がたくさんの様子を表現!
画用紙からはみ出す寝癖が元気で面白いです。

目・鼻・口・髪の毛を付けた後、
アルチンボルドの作品を見てみると
ほっぺたや、耳、まつ毛があることに気が付き、
さらに作業を進めていきます。

実際に自分で制作してみると、
アルチンボルドの作品が違って見え、
気がつくことが増えたようでした。

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出来上がった作品に、
サインを入れました。

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完成した作品を見せてくれました。
このあと、自分の作品とアルチンボルドの作品を見比べ
友達同士で話している様子が微笑ましかったです。

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黒い画面にカラフルな花の色が鮮やかです!
とても個性的な作品がたくさん誕生しました!


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今日はひたちおおた市美術館公式ワークショップ第一弾として、
茨城新聞の取材がありました。
完成した作品について、
取材を受ける様子。

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