絶対に手術が必要な真性包茎
包茎にもいろいろなタイプがあります。その中でも絶対に手術が必要となるのが真性包茎です。このタイプは皮が完全にペニスを覆いつくした状態になります。
包皮の内側は常に湿気があり、温度も高いためとても不衛生な状態となります。雑菌が繁殖しやすく、汚れも溜まっていきますが自力で清潔にすることは難しいです。
もしも、自分で皮を剥こうとすると、内部のペニスまで傷つける可能性が高いです。すると、そこから炎症を起こし大きな手術が必要になる場合もあります。時間と費用がかかりますが、専門医の手術を受けたほうが安全に真性包茎を治療できます。
基本的な治療としては、まずペニスの形状や皮の覆い方をカウンセリングします。分析に基づいて包皮を剥いていき、余分な長さがわかったら、その部分を切除します。本格的な麻酔は注射器を使用しますが、その痛みをさらに緩和させてくれる予備麻酔を使う所もあります。
手術はだいたい1時間程度で終わります。手術直後は、体の様子を見るために数時間は院内にいることができます。
真性包茎手術のアフターケア
無事に手術が終わったら、次に大切なのがアフターケアです。このアフターケアを丁寧にすることで、真性包茎の治療の成果を高めることができます。手術当日は、止血のために包帯を巻いてもらえます。さらに、痛みが出た場合のために鎮痛剤なども一緒に処方されます。
そして、ここから3日間程度はペニスを濡らさないように注意します。特に当日は、傷口が完全に塞がっていないのでタオルで体を拭く程度にとどめます。2日目以降からは、シャワーを浴びても良いですがペニスをビニールで覆い濡らさない工夫をすることが大切です。
気を付ける点としては、血流を多くする飲酒や激しい運動が厳禁です。血流の量が増えると、必然的にペニスへもよく巡るようになります。すると、膨らんだペニスが包帯で圧迫されるため痛みが出てきます。他にも傷口が開いてしまう場合があるので、なるべく安静に過ごすことが重要です。
真性包茎は包皮を大きく切除する治療を行います。包皮とはいえ体の一部を除去しているので、完全に回復するまでには1ヶ月ほどの時間がかかります。
まとめ
真性包茎は、自力で治療するにはとてもリスクが高いタイプです。そのため、専門の治療を受けることをお勧めします。手術から完全に回復するには約1ヶ月という時間が必要です。この間は、スポーツジムに行ったり、飲酒をしたりすることができなくなります。
普段とは違う生活が続くためストレスを感じる時間が多くなっていきます。しかし、この時間さえ乗り切れば健全なペニスを手に入れられます。真性包茎は年が経つほど様々なリスクが高まっていきます。そのようなリスクから抜け出すためにも、早めの治療が必要となります。